中古車を買う前にやっておけば良かったこと【失敗から学ぶ中古車選び】

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手軽な価格で憧れの車に乗れる!ナンバーが付いて人の手に渡っただけで大きく値段が下がるのが「中古車」の特徴です。

程度の良い車や走行距離が少ない車でも、中古車というだけで手が届きやすく、今までは新車ばかり買ってたけど中古車を買うようになったという人は年々増えています。

一方で中古車を買ったは良いけれど、買ってしまってから「損してることに気づいた」という人や、「もっと色々見ておくべきだった」という声もチラホラ耳にします。

今回は中古車を買って失敗しないために、中古車を買う前にやっておきたいことをまとめました。やっておけば良かったと後悔する前に、参考にしていただければ幸いです。

中古車を買う前にチェックしておくべき価格の知識

筆者は元自動車ディーラーの新車販売営業マンですが、現在は色々な車に自由に乗りたいという思いから、中古車を何台も乗り継いでいます。

中古車を買う上で一番のメリットは、やはり値段の安さですよね。手ごろな価格で手に入る中古車は、新車では手が出せないような価格の車にも乗れてしまうのは中古車の特権です。

一方で「もっと安く買えたんじゃないかな」とか、「値引きできないって言われたけど、実際のところどうなんだろう?」という話は山ほど聞きます。

まずは中古車の価格について、買うときに失敗しないための知識を身につけていきましょう。

お目当ての車の中古車相場は適正かどうか見る

まずしたいことは、気になってる車の相場をチェックすることです。

「近所の車やさんに探していた車が展示してあった!ちょうど車検も近いし、話を聞きに行こうかな」と思う前に、まずは値付けは適正かどうかを調べていきましょう。

いまやネットで情報を調べれば、どの車種にいくらくらいの価格がつけられているのか分かります。ここでおおよその相場をしっかりとチェックしましょう。

中古車の相場を見定めるときにチェックすべきは以下の3ポイント。

  1. 年式によって幾らくらいの開きがあるのか?
  2. 走行距離の多い少ないで幾ら価格が変動するか?
  3. グレードの違いでどれだけ価格に違いがあるか?

まず年式は新しければ新しいほど値段が高くなりますから、何年式なら幾らくらいという目安がつきます。合わせて走行距離を見て行きますと、距離によってどれくらいの加減点がされているのだな、というおおよその車の相場が見て取れると思います。

次はグレードによって外観や装備に開きがある車の場合には、他のグレードと比べて大きく価格に開きがでている場合もあります。グレード別でも並べ替えてみて、その中で年式や距離などを比較して相場をチェックしていきましょう。

色の違いによる差額は適正か?

黄色のフィット

中古車の価格を決める一つの要素になっているのが、車の色です。

中古車の場合は、一般的に「」が非常に人気があり相場は高め。他には「白」「パール」色は同じ程度でも値段が高くなる傾向にあります。

車によっては、女性向けの軽自動車などは「ピンク」などが人気で値上がりしていたりもしますので、色が違うだけで数万円の開きがあるのが中古車の面白いところでもあります。

色に特別こだわりがあれば別ですが、想定以上に高い買い物をしてしまった・・・とならないように、お目当ての車種が色によって値段に開きがあるかもチェックしておきましょう。

※逆に人気の無い色は相場が安くなることもあります。私はあえて不人気色を選びやすい中古車を選んだりしますね。過去に真っ赤なスカイラインのセダンを買ったときは勇気いりましたが、黒との差が20万円近くも出ていました。距離も少なく程度もよく、すぐに慣れてしまったので考え方次第ですがいい買い物だったと思っています。

中古車でも値引きはできる?

ここで一言コラム。中古車でも新車のように値引きはできるか?という疑問です。

「うちは目いっぱいの値段だから値引きできませんよ」「新車のように利益あまりないから無理です」というのは中古車やさんの常套句。

でも契約して帰ってきてから、「やっぱもう少し交渉してみるべきだったかな~実際のところどうなんだろう?」と思ったことはありませんか?

大体ですが、中古車の利益の相場は車両本体価格の1割から2割程度、とされていることが多いです。金額的には10万から30万程度で設定してるところが多いのが現状です。

売る側からの事情を代弁すれば、いつ売れるか分からない中古車は「経費のかかる在庫」でしかなく、おいているだけでもお金のかかる車はリスクの塊です。なかなか売れないリスクも含んでの利益なので、多少は余裕見て値付けしてることもありますね。

とはいっても、新車のように発注を受けて生産する車ではないし、メーカーの利益補填がある商売ではないので、値引きは厳しいのは中古車販売店共通の悩みでもあります。

直接的な車両価格の値引きは厳しいかもしれないのですが、買う側としては少しでも安く買いたい・徳したい!というのが本音ですから、できるだけ負担の無い値引き交渉の切り出しを考えてみましょう。

今後のカーライフで「買う・必要となるもの」を絡めてみる

私がよくやるのは、いずれ必要になるモノに絡めてメリットを享受する方法

例えば時期が秋冬なら、「スタッドレスタイヤが必要だ」と切り出し、そこでタイヤに絡めて値引きを引き出したり最終的な値段を調整したりします。

他にはオイル交換などのサービスに絡めて、今後のメンテナンス費用の部分で譲歩してもらうなど少し金額的な部分をずらすと受け入れてくれる場合もありますね。

1台ものの中古車だけに、新車のように比較したりして値引きを引き出すことができないですが、相手も人なので交渉はしてみる価値あります。

色々と切り出してみることで、上手くまとまることもありますから「これだけはやってやった!」という何かを残せる商談に臨みたいですね。

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中古車の状態を素人でも判断する方法

中古車の価格についての知識も身に付いたところで、次は実際の車を見ながら、買ってから失敗しないための知識を身につけていきましょう。

残念ながら、実際に購入してしまってから「エンジンやパーツがすぐに壊れてしまった」とか「変な修復箇所が見つかった」というトラブル話は尽きないものです。

とはいっても車に詳しくない素人が、千差万別な中古車の状態を判断したり、変ないわくの付いた車や事故暦を隠していないかなんて分かりませんよね。

少しでも事故物件を回避し、長く乗り続けられるために私が必ず最低限チェックしている項目をお教えします。

メンテナンス履歴をチェック

整備手帳

まずは車に搭載されているメンテナンスノート(整備手帳)は必ず目を通しましょう。

整備手帳を見ることで、定期的にしっかりとディーラーで点検を受けている車か、オイル交換はマメにしてあったか、車検のときにしっかり部品を交換しているかどうかチェックします。

年式が同じだった場合、「走行距離が2万キロだけどメンテナンスがほとんどされなかった車」よりも、「5万キロ走ってるけど毎年しっかりメンテナンスがされた記録が残ってる中古車」を私なら買います。

どれだけ壊れにくくなってる最近の車でも、メンテナンスは絶対必要なのが自動車というもの。きちっとプロによる整備されてきた車かどうかは素人でも整備記録帳見れば分かりますから、必ずチェックして参考にすべき部分です。

整備記録が残っていなかったり、中古車販売店の営業マンも整備状況を把握できていないような車はちょっと心配です。

正規ディーラーの中古車でも、点検をしっかりしてメンテされたかどうかは車のオーナー次第です。看板の信頼性を鵜呑みにするのではなく、見るべきところはしっかりとチェックしましょう!

トランクの下周りは最低限チェック

次は損傷修復暦があるかどうかのチェックをします。明確に事故暦がある車の場合は「修復暦有り」と表記されていますが、中には表示義務がないけれども実は大きな損傷をしてる可能性が高い中古車もあるからです。

分かりやすいのがトランク部分を下から覗き込んで見ること。

車の事故のほとんどは、追突をするかされるか?ですから、前か後ろの損傷です。前はエンジンなどのパーツがぎっしりで素人目では分かりにくいのですが、後ろに関しては大きな機械もないため分かりやすい部分。

ここで下から覗いてみて不自然に凸凹があったり、塗装色が目に見えて新しかったりするときは修復を疑った方が良いです。

個人的にですが、以前知人が修復暦無しという車を買ったにも関わらず、トランクのスペアタイヤ収納部分にずさんな修理跡が見つかったりしたので、最低後ろくらいは覗いてチェックするように言っています。

走行には直接支障ないかもしれないですが、洗車のときなどに後から分かってしまう・・・ということはあまり気持ちの良いものではありません。車に詳しくなくて細かい部分は分からなくても、分かりやすい部分は最適見ておくべきですね。

中古車買う前に後悔しないまとめ

新しく中古車を購入する場合には、上記の価格についての注意事項と実際の車を見るときの注意点をまとめてみました。

車は高い買い物であるうえに、専門的な知識や経験が必要な商品でもあるため、ついつい面倒くさがって先方の営業マンの話を鵜呑みに商談を進めてしまうことは良くあります。

でも買う前にちょっと調べてみたり、普段見ない部分をチェックするだけでも、買った後に失敗したりやっておけば良かったなということをなくすことができます。

知らなかったことがあればご参考にしていただき、お気に入りの一台を見つけてみてください。

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